この記事では、この悩みを解決します。
- ネズミにコーヒーかすの匂いは効果がある?
- 使用する際の注意点は?
- 他にネズミ対策はどんな方法がある?
この記事では、ネズミにコーヒーかすの匂いは効果があるのか、について解説していきます。
注意点も解説していきますので、ネズミの対処を自分でしたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
ネズミ対策にコーヒーかすは効果がある?

結論から言うと、ネズミ対策にコーヒーかすは効果がある、とは言い切れません。
ネズミは嗅覚が発達しているため、強い匂いや慣れない匂いを警戒することはあります。
ただ、コーヒーの匂いそのもので、ネズミが警戒して近寄らなくなるかどうか、は分かっていません。
一方で、乾燥させたコーヒーかすは、消臭目的で使われることもあります。
ネズミは食べ物のニオイに寄ってくることがあるため、台所やゴミ箱周辺の食品のニオイをなくすという意味では、間接的にはネズミ対策になる可能性もありますよ。
コーヒーかすを使う場合は、湿ったまま置かず、しっかり乾燥させてから小皿や袋に入れて置くようにしましょう。
ただし、あくまで補助的な効果なので、「コーヒーかすを置けば、確実にネズミがいなくなる訳ではない」というのは理解しておいてくださいね。
コーヒーかすだけでネズミ対策をするには限界がある3つの理由

上でも書いた通り、コーヒーかすだけでネズミ対策が完璧にできるわけではありません。
コーヒーかすだけでネズミ対策をするには限界がある理由も紹介していきますね。
コーヒーかすだけでネズミ対策をするには限界がある理由は下の3つ。
- ネズミがコーヒーの匂いを嫌がるとは言い切れない
- 匂いが弱まると効果が続きにくい
- エサや侵入口が残っているとネズミが戻ってくる
それぞれの理由について紹介していきますね。
理由①:ネズミがコーヒーの匂いを嫌がるとは言い切れない
上でも書いた通り、ネズミがコーヒーの匂いを嫌がるとは言い切れない、というのが一番大きな理由。
たしかに、ネズミは強い匂いを警戒することがあります。
しかし、コーヒーの香りは人にとっては強く感じても、ネズミにとって絶対に避けたい匂い、というわけではありません。
ネズミは多少警戒はするかもしれませんが、ハッカ油・唐辛子のような刺激のある匂いと比べると、効果は弱い可能性があります。
なので、コーヒーかすを置いたからといって、すぐにネズミがいなくなる、とは考えない方が良いです。
上でも書いた通り、コーヒーかすはネズミを直接追い払うものというより、食品のニオイを消す目的で使うのが良いですよ。
理由②:匂いが弱まると効果が続きにくい
さらに、コーヒーかすの匂いは、時間が経つと少しずつ弱くなります。
最初はコーヒーの香りがしていても、数日たつとほとんど匂いを感じなくなってしまいます。
ネズミがコーヒーの匂いを少し警戒してくれたとしても、匂いが弱まれば結局、同じ場所に戻ってきてしまいます。
コーヒーかすを使う場合は、こまめに交換する必要がありますよ。
ただし、交換を続けても根本的なネズミ対策にならないことは理解しておきましょう。
理由③:エサや侵入口が残っているとネズミが戻ってくる
また、コーヒーかすを置いても、家の中にネズミのエサや侵入口がある限り、ネズミはいなくならない可能性が高いです。
たとえば、台所の食べ残し、生ごみ、ペットフード、米や乾麺などを出しっぱなしになっていると、ネズミが寄りつきやすくなります。
コーヒーかすの匂いでネズミを少し警戒させることができたとしても、エサや侵入口が残っていれば何度でもネズミは出てきます。
ネズミ対策では、コーヒーかすだけに頼らず、他の対策もあわせて検討するようにしてくださいね。
コーヒーかすをネズミ対策に使う際の4つの注意点

効果が出ることを期待し、コーヒーかすを置く場合には、注意すべき点もあります。
コーヒーかすをネズミ対策に使う際の注意点は下の4つ。
- 湿ったまま置くとカビが生えることがある
- ゴキブリやコバエなど別の害虫が寄ってくることがある
- 室内に置きっぱなしにするとニオイや汚れの原因になる
- ペットや小さな子どもが触れない場所に置く
それぞれの注意点も順番に見ていきましょう。
注意点①:湿ったまま置くとカビが生えることがある
コーヒーを淹れたあとのコーヒーかすは、水分を多く含んでいます。
なので、そのまま小皿や袋に入れて置くと、時間が経つとカビが生えることがあります。
特に、台所やシンク下、収納の中など、湿気がこもりやすい場所では注意が必要。
ネズミ対策のつもりで置いたコーヒーかすにカビが生えると、衛生面がさらに悪くなってしまいます。
コーヒーかすを使う場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどに広げて、しっかり乾燥させてから置きましょう。
また、数日ごとに状態を確認し、湿気を吸っている場合や匂いが変わっている場合は早めに処分してくださいね。
注意点②:ゴキブリやコバエなど別の害虫が寄ってくることがある
また、コーヒーかすを置くと、ゴキブリやコバエなど別の害虫が寄ってくることがあります。
特に、湿ったコーヒーかすや、長く放置されたコーヒーかすは注意が必要です。
台所やゴミ箱まわりに置く場合、周囲に生ごみや食べかすがあると、害虫が集まりやすくなりますよ。
コーヒーかすを使うなら、必ず乾燥させ、通気性のよい袋や小皿に入れて使うのがオススメ。
コーヒーかすだけで害虫が必ず発生するわけではありませんが、湿気や食品汚れがある場所では注意しておいた方が良いですよ。
注意点③:室内に置きっぱなしにするとニオイや汚れの原因になる
さらに、コーヒーかすを室内に置きっぱなしにすると、ニオイや汚れの原因になることがあります。
最初はコーヒーの良い香りがしていても、時間が経つと湿気を吸って、こもったようなニオイに変わってしまいます。
また、紙袋や小皿からこぼれると、床や棚に茶色い汚れが残ることもあります。
特に、白い棚、木製の家具、布製の収納用品の近くでは注意するようにしましょう。
注意点④:ペットや小さな子どもが触れない場所に置く
他にも、コーヒーかすは、ペットや小さな子どもが触れない場所に置くようにしましょう。
コーヒーかすには、カフェインが残っています。
小さな子どもやペットが床に置いたコーヒーかすを舐めると、体調を崩してしまう可能性があります。
特に、湿ったコーヒーかすにカビが生えていると、余計に危険ですよ。
コーヒーかすを置く場合でも、床に直接置くのではなく、小皿や通気性のある袋に入れ、手が届きにくく倒れにくい場所に置きましょう。
コーヒーかす以外にネズミ対策に使える日用品

その他、コーヒーかす以外に、ネズミの対策に使える日用品についても紹介していきます。
紹介する日用品も、あくまで一時的な対策ですが、まずは家にあるもので対処したい場合には参考にしてみてくださいね。
ハイター
掃除に使うハイターは、強い塩素臭があるため、ネズミが嫌がることがあります。
ハイターを撒いておけば、ネズミが一時的にその場所へ近づきにくくなる可能性はありますよ。
また、ハイターはネズミのフンや尿があった場所を清掃・消毒する目的でも使うことができますよ。
ただし、ハイターを使う際には、コーヒーかすよりもさらに注意が必要です。
ハイターが酸性洗剤・クエン酸・酢などと混ざると、危険なガスが発生するおそれがあるので気を付けてください。
また、清掃・消毒で使用する際にも、使用中は換気を行い、スプレーで散布せずに布などに含ませて拭き取るようにしましょう。
ハッカ油
ハッカ油は、コーヒーかすよりも香りに刺激があり、スーッとした強い香りが特徴です。
ネズミは強い匂いを嫌がるので、ハイター以外にもハッカ油を使って近づきにくくする方法もありますよ。
ハッカ油を使う場合は、コットンや布に少量含ませ、ネズミが通りそうな壁際や家具の裏などに置いておきます。
ただし、ハッカ油の匂いも時間が経つと弱くなるので、定期的に交換しないと、効果は続きにくいですよ。
ただし、ペットがいる家庭では注意が必要です。
特に猫や小動物がいると、ハッカ油の影響を受けやすいので、気を付けましょう。
唐辛子
また、唐辛子の刺激臭を利用して、ネズミを近づきにくくする方法もあります。
乾燥唐辛子や唐辛子成分を含むものを、ネズミが通りそうな場所に置いておく、という方法です。
ただし、唐辛子は人にとっても刺激が強いです。
粉状のものをまくと、掃除のときに舞い上がって、目に入ったり吸い込んだりしてしまうこともあります。
特に小さな子どもやペットが吸い込んでしまわないように気を付けてくださいね。
唐辛子も、匂いや刺激で一時的に近づきにくくするためのもの。
他の日用品と同じで、ネズミが住み着いている場合は、唐辛子だけで追い出すのは難しいというのは理解しておきましょう。
ワサビ
ワサビのツンとした強い匂いも、ネズミが嫌がる可能性があります。
市販のチューブワサビを容器に少し出して、ネズミが通りそうな場所の近くに置いておきましょう。
ただ、ワサビの匂いは長く続きにくく、乾燥すると弱くなります。
ワサビを置く場合は、小皿や容器に入れ、倒れにくい場所に置きましょう。
ワサビも、舐めてしまいそうな子どもやペットがいる場合には、置き場所には気を付けましょう。
市販のネズミ忌避剤
他には、もちろん、市販のネズミ忌避剤を使う方法もあります。
ネズミ忌避剤には、ネズミが嫌がる匂いや成分で近づきにくくなる効果があります。
上で紹介したような日用品を自己流で使うより、しっかりネズミ対策用として作られた商品の方がオススメですよ。
ただし、市販の忌避剤も万能ではなく、匂いが弱まれば効果は落ちますし、ネズミが慣れてしまうこともあります。
使用するときは、商品の説明をよく読み、置く場所や交換時期を守ってくださいね。
ネズミを寄せ付けないために自分でできる基本対策

ネズミ対策では、コーヒーかすや日用品だけでは限界があるので、ネズミが寄りつきにくい環境を作ることが大切です。
ハイターや日用品を使うのとあわせて、自分でできるネズミ対策についても紹介していきますね。
自分でできる基本的なネズミ対策は下の5つ。
- 食べ物や生ごみを放置しない
- フンや尿を見つけた場所を清掃・消毒する
- 壁際や家具の裏などネズミの通り道を片付ける
- 段ボールや紙類など巣材になりやすいものを片付ける
- 粘着シートや忌避剤を使う
それぞれ順番に見ていきましょう。
食べ物や生ごみを放置しない
ネズミを寄せ付けないためには、食べ物や生ごみを放置しないことが大事です。
ネズミは、わずかな食べかすや生ごみのニオイにも寄ってくることがあります。
台所の食べ残し、開封したお菓子、米や乾麺、ペットフードなどは、密閉容器に入れて保管しましょう。
また、生ごみは袋の口をしっかり結び、できるだけ早めに処分しましょう。
コーヒーかすで食品のニオイを目立ちにくくしても、食べ物そのものが出ていれば効果は期待しにくいです。
特に夜間はネズミが活動しやすいため、寝る前に台所まわりを片付けておくのが良いですよ。
フンや尿を見つけた場所を清掃・消毒する
2つ目の対策としては、ネズミのフンや尿を見つけた場所は、早めに清掃・消毒しましょう。
汚れを放置すると、衛生面の不安が残るだけでなく、ニオイが残ってネズミの通り道になりやすいです。
掃除するときは、マスクと手袋を着け、フンを静かに取り除いてから消毒します。
上でも書いた通り、コーヒーかすは消臭目的では使える可能性はありますが、フンや尿の清掃・消毒をするものではありません。
汚れがある場所は、まず実際に清掃することが必要です。
清掃後は、消毒してニオイや汚れを残さないようにしましょう。
壁際や家具の裏などネズミの通り道を片付ける
ネズミは、部屋の真ん中よりも、壁際や家具の裏などを通ることが多いです。
そのため、壁際に物が多いと、ネズミが隠れながら移動しやすくなります。
なので、家具の裏、冷蔵庫の周辺、台所の隅、収納棚の下などを片付け、見通しをよくしましょう。
物が少ない状態にしておくと、フンやかじり跡などの異変にも気づきやすくなりますよ。
コーヒーかすや忌避剤を置く場合でも、周囲が物で散らかっていると、ネズミの隠れ場所が残ったままになります。
まずは、ネズミが通りにくく、隠れにくい環境に整えることが大切ですよ。
段ボールや紙類など巣材になりやすいものを片付ける
他にも、段ボール、新聞紙、布類、紙袋などは、ネズミの巣材になりやすいです。
特に、押し入れ・物置に長く置いたままになっている場合は注意しましょう。
特に、あまり開けない収納場所は、ネズミにとって隠れやすい環境になりやすいです。
不要な段ボールは早めに処分し、必要なものはプラスチックケースなどに入れて保管するのがオススメ。
コーヒーかすを置いて匂い対策をしても、巣材になりやすいものが多いと、ネズミが住み着きやすい環境が残ってしまいます。
匂い対策の前に、まずは片付けを進めましょう。
粘着シートや忌避剤を使う
ネズミの通り道がある程度分かっている場合は、粘着シートや忌避剤を使う方法もあります。
粘着シートは、壁際や家具の裏など、ネズミが通りそうな場所に置くと効果が出やすいです。
ただし、置き場所を間違えると捕獲できないこともあります。
また、ペットや小さな子どもがいる家庭では、誤って触れない場所に設置しましょう。
忌避剤は、ネズミを近づきにくくするための補助的な対策です。
コーヒーかすと同じく、匂いだけで完全に解決するとは考えないほうがよいです。
粘着シートや忌避剤を使う場合も、上で書いた他の対策もあわせて行うのが良いですよ。
ネズミ駆除業者に依頼するべきケース

コーヒーかすや日用品を使った対策で、一時的にネズミの気配が減ることはあります。
ただし、被害が続いている場合や、家の中に住み着いている可能性がある場合は、自分では限界があるので業者に相談した方が安心です。
業者に依頼するべきケースとしては、下のようなケース。
- 天井裏や壁の中から足音がする
- フンや尿の跡が何度も見つかる
- 食べ物や袋、配線などをかじられている
- 室内でネズミの姿を見た
- コーヒーかすや日用品で対策しても被害が続いている
- 小さな子どもやペットがいて衛生面が心配
- 侵入口が分からない
- 高所、床下、天井裏などの作業が必要になる
上で書いたようなケースだと、ネズミが家の中に住み着いていたり、複数の侵入口を使って出入りしていたりする可能性があります。
特に、天井裏や壁の中から音がする場合は、自分で場所を特定するのが難しいです。
また、侵入口を見つけたとしても、ネズミが中に残っている状態でふさぐと、別の場所に逃げ込んだり、壁の中で死んで悪臭が出たりするおそれがあります。
そのため、侵入口の封鎖が必要な場合は、駆除や追い出しとあわせて対応できる業者に相談するのがオススメですよ。
業者に依頼するときは、駆除だけでなく、清掃・消毒・侵入口封鎖・再発防止まで対応してもらえるかを確認しましょう。
見積りは無料の場合が多いので、まずは作業内容や費用を聞いたうえで、依頼するかどうか決めてみてくださいね。
まとめ|コーヒーかすだけでネズミ対策するのではなく、根本的な対策も必要

この記事では、ネズミにコーヒーかすの匂いは効果があるのか、について解説させていただきました。
結論、ネズミ対策にコーヒーかすは効果がある、とは言い切れません。
一方で、乾燥させたコーヒーかすは、消臭目的で使われることもあります。
ネズミは食べ物のニオイに寄ってくることがあるため、台所やゴミ箱周辺の食品のニオイをなくすという意味では、間接的にはネズミ対策になる可能性もありますよ。
ただし、湿ったままのコーヒーかすを置いているとカビが生えたり、ゴキブリやコバエなど別の害虫が寄ってきたりすることがあります。
コーヒーかすを使う場合は、しっかり乾燥させて、ペットや小さな子どもが触れない場所に置き、こまめに交換しましょう。
コーヒーかすだけで、完全なネズミ対策ができるわけではありません。
ネズミを寄せ付けないためには、食べ物や生ごみを放置しないこと、フンや尿を清掃すること、壁際や家具の裏を片付けること、巣材になりやすいものを減らすことが大切ですよ。
また、ネズミが家に住み着いている場合は、自分だけで対策するには限界があります。
天井裏や壁の中から音がする、フンや尿が何度も見つかる、室内でネズミを見た、など状況が変わらない場合は、早めに業者へ相談するようにしてくださいね。
