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松の木をバッサリ剪定しても大丈夫?最適な時期や枯らさないためのポイントを徹底解説!

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松の木をバッサリ剪定しても大丈夫?最適な時期や枯らさないためのポイントを徹底解説!

この記事では、この悩みを解決します

  • 松の木をバッサリ剪定していいの?
  • 剪定するのは、いつがオススメ?
  • 枯らさないためのポイントが知りたい!

 

この記事では、松の木を剪定するのに最適な時期・剪定方法について解説していきます。

剪定しても枯らさないためのポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

松の木をバッサリ剪定しても大丈夫?

松の木をバッサリ剪定しても大丈夫?

松の木は、他の庭木と同じ感覚でバッサリ剪定するのはオススメできません

 

枝を短く切り詰めれば小さくなるように見えますが、松は葉や芽がない古い枝まで切り込むと、新しい芽が出にくくなることがあります

そのため、切りすぎると枝が枯れたり、樹形が大きく崩れたりしてしまいますよ。

 

松を小さくしたい場合は、一度で形を変えようとせず、葉や芽を残しながら少しずつ整えることが大切です。

春のみどり摘み、秋から冬のもみあげや透かし剪定など、少しずつ作業し、2~3年かけて無理なく整えていきましょう

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松の木を剪定した方が良い5つのケース

松の木を剪定した方が良い5つのケース

まずは、松の木を剪定した方が良いケースについて紹介していきます。

  1. 枝が混み合って風通しが悪い
  2. 木が大きくなりすぎて庭や通路を圧迫している
  3. 古葉が多く内側の日当たりが悪くなっている
  4. みどりが伸びすぎて樹形が乱れている
  5. 何年も放置して枝ぶりが重くなっている

それぞれのケースを紹介していきますね。

 

枝が混み合って風通しが悪い

松の枝が混み合っている場合は、剪定を検討した方が良い状態です。

 

枝や葉が密集していると、木の内側まで風が通りにくくなります。

風通しが悪い状態が続くと、湿気がこもりやすくなり、病害虫の原因になることもあります

 

松は見た目の美しさだけでなく、枝と枝の間にほどよい空間があることも大切です。

枝が重なりすぎていると、内側の葉に日が当たりにくくなり、下枝や内側の枝が弱ることがあります

 

ただし、風通しを良くしたいからといって、いきなり太い枝を何本も切るのは避けましょう。

まずは枯れ枝や混み合った細い枝を整理し、木の中に少し光と風が入る状態を目指します。

松の剪定は、勢いよく切るよりも、少しずつ透かしていく意識が大切ですよ。

 

木が大きくなりすぎて庭や通路を圧迫している

松の木が大きくなりすぎて、庭や通路を圧迫している場合も剪定が必要です。

 

枝が通路にかかって歩きにくい、駐車場や玄関まわりに枝が伸びている、隣家の敷地へ枝が出ている、といった状態では、日常生活にも影響が出やすくなります。

 

松は庭の中心になることも多い木ですが、大きくなりすぎると管理が難しくなります。

ただし、邪魔な枝を一気にバッサリ切ると、松らしい枝ぶりが崩れてしまうことがあります

 

また、葉がない位置まで切り詰めると、その枝が戻りにくい場合もあります。

まずは、どの高さや幅までなら管理しやすいかを考えましょう。

そのうえで、葉が残る位置を確認しながら、数年かけて少しずつ小さくしていくようにしてくださいね。

 

古葉が多く内側の日当たりが悪くなっている

松の木は、古葉が多く残っていると内側の日当たりが悪くなっている場合も注意が必要です。

 

古葉とは、以前から残っている古い葉のこと。

枝の内側に古葉がたまると、風通しが悪くなり、見た目も重たくなります。

さらに、内側や下の枝に光が入りにくくなるため、枝枯れにつながることもあります。

 

松の手入れでは、古葉を取り除く「もみあげ」という作業が大切です

もみあげを行うと、枝の中がすっきりして、残した葉や芽に光が届きやすくなります。

 

ただし、古葉を取りすぎて葉の量が極端に少なくなってしまうのも、良くありません。

松は葉で養分を作るため、必要な葉まで減らしすぎると木が弱ってしまうことがあります。

古葉を取りながらも、枝先には葉をしっかり残すように意識しましょう。

 

みどりが伸びすぎて樹形が乱れている

松の新芽である「みどり」が伸びすぎている場合も、手入れが必要です。

 

みどりとは、春に伸びるやわらかい新芽のことです。

このみどりをそのまま伸ばし続けると、枝が間延びして、樹形が乱れやすくなります。

特に、庭木として形を整えている松では、みどりの伸び方で印象が大きく変わります。

 

伸びすぎたみどりを調整する作業が、みどり摘みです。

みどり摘みを行うことで、枝の伸びすぎを抑え、締まった樹形を保ちやすくなります。

 

ただし、みどり摘みは普通の剪定ばさみで枝をバツバツ切る作業とは少し違います。

新芽の長さや残す本数を見ながら調整するため、初心者には難しく感じることもあります。

松をきれいに保つには、バッサリ切るよりも、みどりの段階でこまめに整えることが大切です。

 

何年も手入れせず枝ぶりが重くなっている

何年も手入れしていない松は、枝ぶりが重くなっていることがあります

 

枝が重なり、古葉もたまり、全体がどっしりと暗い印象になっている状態です。

このような松は、表面だけを軽く切ってもきれいには整いにくいです。

木の内側に光が入らず、下枝や内側の枝が枯れ込み始めていることもあります。

 

ただし、長年放置していた松ほど、一度に強く切るのは危険です。

太い枝を何本も切ったり、葉がない部分まで切り込んだりすると、枝が戻らない可能性があります。

 

まずは枯れ枝や古葉を整理し、木の中に光と風を入れることから始めましょう。

そのうえで、残す枝と減らす枝を見極めながら、2~3年かけて軽やかな姿に近づけていくのが安全です。

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松の木を剪定するのに最適な時期を解説!

松の木を剪定するのに最適な時期を解説!

続いて、松の木を剪定するのに最適な時期についても解説していきますね。

 

【10月~12月】もみあげ・透かし剪定に一番オススメの時期

松の木を整えるなら、10月~12月ごろが特にオススメです。

 

この時期は、古葉を取り除くもみあげや、混み合った枝を整理する透かし剪定に向いています

夏の間に伸びた枝や葉を整理し、木の内側に光と風を入れやすくする時期ですよ。

 

どうしても松の手入れを年に1回だけにしたいなら、この時期に考えると良いでしょう。

ただし、ここでいう剪定は、何でもかんでも短く切る作業ではありません。

 

松の場合は、枝ぶりを見ながら、不要な枝や古葉を少しずつ減らしていくことが大切

葉が残る位置を確認し、枝先の緑を残しながら整えましょう。

また、寒さが厳しくなる地域では、真冬に入る前に作業を終えると安心です。

松を大きく崩さず整えるなら、秋から初冬の作業計画を立ててくださいね。

 

【4月~6月】みどり摘みで伸びすぎを防ぐ時期

4月~6月ごろは、みどり摘みを行う時期です。

 

みどり摘みとは、春に伸びる松の新芽を摘んで、枝の伸びすぎを抑える作業です。

この作業を行うことで、枝が間延びしにくくなり、締まった樹形を保ちやすくなりますよ。

 

松を小さく管理したい場合は、冬に枝をバッサリ切るだけでなく、春のみどり摘みがとても重要です。

新芽が伸びすぎてから枝を切るより、みどりの段階で調整した方が木への負担を抑えやすくなります。

 

ただし、みどり摘みは慣れていないと難しい作業です。

どの芽を残すか、どのくらい摘むかで、その後の枝ぶりが変わります。

すべての芽を同じように摘むのではなく、木全体のバランスを見ながら行う必要があります。

自信がない場合は、無理に深く摘まず、まずは伸びすぎた部分を軽く整える程度にしましょう。

 

【1月~2月】剪定は可能だが強剪定は避けたい時期

1月~2月も剪定できないわけではありません。

ただし、松の木を大きく切る時期としては、慎重に考えた方がよいでしょう

 

寒さが厳しい時期に太い枝を切ると、切り口の回復に時間がかかることがあります。

また、弱っている松では、剪定の負担が残りやすい場合もあります。

この時期に作業するなら、枯れ枝や明らかに不要な枝を軽く整理する程度がオススメです。

 

特に、葉が少ない枝や古い枝を深く切るのは注意が必要です。

葉や芽が残っていない部分まで切ると、その枝から新しい芽が出にくいことがあります。

大きく小さくしたい場合は、秋から初冬の剪定や春のみどり摘みと組み合わせて、段階的に進めましょう。

 

【7月~9月】基本的に剪定するのは避ける

7月~9月は、基本的に剪定を避けた方が良い時期です。

 

この時期は気温が高く、松にとっても負担がかかりやすい季節です。

強い日差しや暑さの中で枝葉を大きく減らすと、木が弱りやすくなります。

また、春に伸びたみどりも固くなっているため、みどり摘みの適期からは外れています。

 

無理に枝を切って形を整えようとすると、切り口や枝先に負担がかかることがあります。

どうしても枝が邪魔な場合は、通路にかかる枝や折れそうな枝を軽く整える程度にしましょう

 

太い枝を切ったり、木全体を小さくしたりする作業は、秋から冬まで待つのが安心です。

「今すぐすっきりさせたい」と思っても、松の木を守るためには時期を選ぶことが大切ですよ。

 

【3月】芽が動き出す前後なので大きく切らない

3月は、松が春の生長に向かう時期です。

 

地域によっては、芽が動き始める準備に入っていることもあります。

この時期に大きく枝を切ると、これから伸びる芽や枝のバランスに影響することがあります。

 

そのため、3月に強い剪定を行うのは避けた方が良いです。

作業する場合は、枯れ枝や折れ枝を取り除く程度にしておきましょう

本格的に樹形を整えるなら、春のみどり摘みや秋から冬のもみあげの時期に分けて行う方が自然です。

 

松の木は、1回の剪定で形を完成させる木ではありません。

季節ごとの手入れを積み重ねて、少しずつ整えていく木です。

焦って3月に大きく切らず、適した時期を待つことも大切な管理ですよ。

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【初心者向け】松の木を小さくする剪定方法を6STEPで解説!

【初心者向け】松の木を小さくする剪定方法を6STEPで解説!

次に、松の木を小さくする剪定方法についても解説していきますね。

全部で6つのSTEPに分けて、初心者でも分かるように順番に解説していきます。

 

STEP①:残したい高さと枝ぶりをイメージする

まず、松の木を切り始める前に、まずは残したい高さと枝ぶりをイメージしましょう

 

松は、ただ丸く小さくすればよい木ではありません。

枝の流れや段のような空間があることで、松らしい姿になります。

いきなり目についた枝から切ると、形が崩れやすくなりますよ。

 

まずは少し離れた場所から木全体を見てください。

どの枝を主役として残したいのか、どの枝が伸びすぎているのかを確認しましょう。

「通路にかかる枝を減らしたい」「高さを少し下げたい」「枝ぶりを軽く見せたい」など、目的を決めておくと作業しやすくなりますよ

 

松は一度切りすぎると戻しにくい木です。

今年だけで理想の形にしようとせず、数年かけて整える前提で考えましょう。

 

STEP②:まずは枯れ枝・混み合った枝・内向枝を切る

最初に切るべきなのは、明らかに不要な枝です。

 

不要な枝として代表的なのは、下のような種類の枝です。

  • 枯れ枝(葉がなく乾いたように見える枝)
  • 混み合った枝(ほかの枝と重なり、風通しを悪くしている枝)
  • 内向枝木の外側ではなく、幹の中心に向かって伸びる枝)

 

いきなり太い枝を切るのではなく、枯れ枝や混み合った枝、内向枝から整理しましょう

これらの枝を減らすだけでも、松の中に光と風が入りやすくなりますよ。

 

ただし、松の木を剪定する場合、「邪魔そうだから」と枝先を適当に短くするのは止めてください

葉や芽がない位置まで切ると、その枝が枯れてしまうことがあります。

不要な枝を切るときも、枝先に葉が残るか、枝元から抜くべきかを確認しながら進めましょう。

 

STEP③:古葉を取り、葉が残る場所を確認する

松ならではの大切な作業が、古葉を取ること

古葉が多く残っていると、枝の内側が暗くなり、どこに元気な葉や芽があるのか分かりにくくなります。

 

まずは古葉を少しずつ取り、枝の状態を確認しましょう。

古葉を取ると、枝の中がすっきりして、残す枝と切る枝を判断しやすくなります。

 

このとき特に大切なのが、葉が残っている場所を確認することです。

松は、葉がない古い部分まで切り込むと、新しい芽が出にくいことがあります。

そのため、枝を短くしたい場合でも、葉や芽が残る位置を見ながら切る必要があります。

 

松の剪定が難しいと言われる理由は、切る枝の見極め。

「この枝はどこまで緑が残っているか」を確認してから、剪定ばさみを入れましょう。

ここを確認せずにバッサリ切ってしまうと、枝が枯れる原因になってしまいますよ。

 

STEP④:高く伸びた枝や不要な太枝を慎重に整理する

古葉を取り、葉が残る場所を確認したら、高く伸びた枝や不要な太枝を整理していきましょう

 

松を小さくしたい場合でも、上の枝をただ途中で切り詰めるのは危険です。

葉がない位置で切ると、その先の枝が枯れることがあります。

 

また、太枝を切ると樹形の骨格が大きく変わります。

一度切った太枝は、簡単には元に戻りません。

高く伸びた枝を整理するときは、葉や芽が残る低い枝に切り替えるように考えましょう

 

たとえば、高く伸びた枝の下に、横へ伸びる元気な枝がある場合は、その枝を残して上の部分を整理します。

太い枝を切る場合は、今年切る本数を絞りましょう。

何本も同時に切ると、木への負担が大きくなるだけでなく、松らしい枝ぶりも崩れやすくなります。

自分で作業するのが不安な場合は、太枝には手を出さず、専門業者に相談した方が安心ですよ。

 

STEP⑤:全体の枝ぶりを見て切りすぎを調整する

一通り枝を整理したら、木から少し離れて全体の枝ぶりを確認していきます

 

近くで枝だけを見ていると、切りすぎや偏りに気づきにくいものです。

松は枝の段や空間が美しさにつながる木です。

葉が残る場所、枝の流れ、全体の重さを見ながら、切りすぎていないか確認しましょう

片側だけ枝が少なくなっていないか、上部だけを切りすぎていないかも大切なポイントです。

 

また、葉の量が極端に少なくなっていないかも見てください

松は葉で養分を作るため、葉を減らしすぎると木が弱りやすくなります。

少し混んでいるように感じても、松の場合は「もう少し切りたい」と思うくらいで止める方が安全です。

完成度を急がず、翌年以降のみどり摘みやもみあげで調整していきましょう。

 

STEP⑥:切り口を保護して剪定後の様子を見る

太い枝を切ったあとは、切り口を保護しましょう

 

切り口が大きいままだと、乾燥したり、雨水が入り込んだりして、傷みの原因になることがあります。

特に太枝を切った場合は、癒合剤を塗っておくと安心ですよ

 

剪定後は、作業した直後だけでなく、翌年の芽や葉の出方も確認しましょう。

松は一度切って終わりではなく、その後のみどりの伸び方を見ながら整えていく木です。

 

春にどこから新芽が出るか、枝先の葉が元気に残っているかを観察します。

もし枝先が枯れてきた場合は、切りすぎや木への負担が原因になっている可能性があります。

 

その年は追加で強く切らず、木の回復を優先しましょう。

松の剪定は、初心者には判断が難しい場面が多いです。

無理に一度で仕上げようとせず、剪定後の変化を見ながら少しずつ整えることが大切です。

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松の木を剪定しても枯らさないための5つのポイント

松の木を剪定しても枯らさないための5つのポイント

松の木を自分で剪定する際に、枯らさないためのポイントについても紹介していきますね。

松の木を剪定しても枯らさないためのポイントは下の5つ。

  • 葉がない古い枝まで切り込まない
  • 一度に剪定する量は全体の3分の1程度までにする
  • 太い枝を何本も同時に切らない
  • みどり摘み・もみあげ・透かし剪定で少しずつ整える
  • 老木や弱っている松は2~3年かけて整える

それぞれ順番に紹介していきます。

 

ポイント①:葉がない古い枝まで切り込まない

松の木を枯らさないために最も大切なのは、葉がない古い枝まで切り込まないことです。

 

松の木は、葉や芽が残っていない部分で切ると、新しい芽が出にくいことがあります。

そのため、枝を短くしたつもりでも、その枝ごと枯れてしまう可能性があります。

 

これは、梅や柿、もみじなどの庭木と大きく違う点です。

他の木と同じ感覚で「ここまで短くすれば小さくなる」と考えて剪定してしまうと、失敗しやすくなります。

 

松を切るときは、必ず葉が残っている位置を確認しましょう。

枝先に緑があるか、芽が残っているかを見てから切るのが大事です

葉がない部分まで切らないと小さくできない場合は、自分で無理に作業しない方が安心ですよ。

 

ポイント②:一度に剪定する量は全体の3分の1程度までにする

松の木を剪定するときは、一度に切りすぎないようにしましょう

目安としては、剪定する量を全体の3分の1程度までに抑えましょう

 

ただし、松の場合は、単純に量だけを見れば良いわけではありません。

細い枝を少し整理するのと、太い枝を大きく切るのでは、木への負担がまったく違います。

また、葉を減らしすぎると、松が養分を作る力も落ちやすくなります。

 

松は切りすぎた部分がすぐに戻る木ではありません。

迷った枝は、その年に無理して切らず、翌年以降に判断しても遅くありません。

「少し重さが残るかな」と思うくらいで止める方が、松にとっては安全です。

剪定は一度で終わらせる作業ではなく、毎年少しずつ整えるものと考えておきましょう

 

ポイント③:太い枝を何本も同時に切らない

また、太い枝を何本も同時に切るのは避けましょう

 

太枝は、松の樹形を支える骨格のような存在です。

そのため、何本も切ると木の形が大きく崩れます。

また、太枝を切ると切り口が大きくなり、木への負担も大きくなります。

切り口の回復に時間がかかり、枝枯れや傷みにつながることもあります。

 

特に松は、太い枝を切ったあとに都合よく新しい枝が出るとは限りません。

「切りすぎても来年また伸びるだろう」と考えるのは危険です。

 

太枝を切る場合は、1年で切る枝を1~2本程度に絞りましょう

残りは翌年以降に回し、木の状態を見ながら判断していきましょう。

どの太枝を残すべきか分からない場合は、自分で切らずに専門業者へ相談するようにしてくださいね。

 

ポイント④:みどり摘み・もみあげ・透かし剪定で少しずつ整える

松をきれいに保つには、バッサリ切るよりも、季節ごとの手入れで少しずつ整えることが大切です。

 

上でも書いた通り、春には、伸びすぎる前のみどりを調整する「みどり摘み」を行います。

また、秋から冬には、古葉を取る「もみあげ」や、混み合った枝を整理する「透かし剪定」を行います。

 

このように、松の木は1回バッサリ剪定して、形を整えることができる木ではありません

こまめな手入れを積み重ねて、枝ぶりを維持する木です。

 

みどり摘みをせずに枝を伸ばしっぱなしにすると、枝が間延びしやすくなります。

古葉を残しすぎると、内側に光が入りにくくなり、下枝が弱ることもあります。

それぞれの作業には目的があるため、時期に合わせて行うことが大切ですよ。

この点も、松の剪定が初心者に難しい理由のひとつですね。

 

ポイント⑤:老木や弱っている松は2~3年かけて整える

老木や弱っている松の木は、一度にバッサリ剪定しないようにしましょう

 

年数が経った松は、見た目よりも回復力が落ちていることがあります。

枝枯れが多い、葉の色が悪い、下枝が弱っているような松は特に注意が必要です。

この状態で太枝をたくさん切ると、木がさらに弱るおそれがあります。

 

まず1年目は、枯れ枝や古葉、混み合った枝を中心に整理しましょう

2年目以降に、高くなりすぎた枝や不要な太枝を少しずつ減らしていきます

 

上でも書いた通り、松の木は、時間をかけて枝ぶりを作る木です。

焦って小さくするより、木の状態を見ながら段階的に整える方が安心です。

特に大切な松や古くから庭にある松は、無理に自分で切らない方がよい場合もあります。

不安があるときは、早めに専門業者へ相談してくださいね。

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バッサリ剪定した後に松の木が弱る主な原因

バッサリ剪定した後に松の木が弱る主な原因

続いて、バッサリ剪定した後に松の木が弱ってしまう原因についても紹介していきますね。

これから剪定する方も、すでに剪定した後でやりすぎたか不安な方も、参考にしてくださいね。

 

葉がない部分まで切って枝が枯れた

松の木が弱る大きな原因の一つが、葉がない部分まで切ってしまうことです。

 

松は、葉や芽が残っていない古い枝から新しい芽が出にくい場合があります。

そのため、枝を短くしすぎると、その枝がそのまま枯れてしまうことがあります

 

「少し短くしただけ」のつもりでも、松にとっては大きなダメージになることがあります。

 

特に、枝の先端にしか葉が残っていない松は注意が必要です。

内側まで深く切り込むと、緑の部分がなくなり、回復しにくくなります。

 

松を小さくしたい場合は、葉が残る位置を必ず確認しましょう。

葉が残らないほど切らないと小さくできない場合は、かなり難しい剪定です。

自分で判断せず、専門業者に見てもらう方が安全ですよ。

 

太枝を切りすぎて樹形の骨格が崩れた

太枝を切りすぎると、松の樹形の骨格が崩れることがあります

 

松の木は、太い枝がどの方向に伸びているかで、木全体の印象が決まります

そのため、太枝を勢いで切ってしまうと、枝の流れや全体のバランスが大きく変わります。

 

片側だけ枝が少なくなったり、下枝がなくなって上だけ重く見えたりすることもあります。

さらに、太枝を切った場所から都合よく新しい枝が出るとは限りません。

 

太枝を切る前には、本当にその枝を切るべきか慎重に考えましょう。

 

みどり摘みをせず枝が間延びした

みどり摘みをしていないことで、松の枝が間延びしていることもあります

 

春に伸びるみどりをそのままにしておくと、枝が長く伸びやすくなります。

その結果、枝先だけに葉が集まり、内側が寂しい印象になることがあります

 

松の木は、みどり摘みによって枝の伸び方を調整し、締まった樹形を保ちます。

この作業を何年もしていないと、枝が伸びすぎてから切るしかなくなります。

 

しかし、伸びきった枝をあとから短くするのは簡単ではありません。

葉がない部分まで切ると戻りにくいためです。

松を小さく保ちたいなら、伸びすぎてからバッサリ切るのではなく、春の段階でみどりを調整することが大切です。

みどり摘みは細かい判断が必要なので、慣れていない方には難しい作業でもあります。

 

古葉を残しすぎて内側や下枝が枯れ込んだ

古葉を残しすぎることも、松が弱ってしまう原因になります

 

古葉が枝の内側に多く残ると、日当たりや風通しが悪くなります。

すると、内側の葉や下枝に光が届きにくくなり、枝が弱っていくことがあります。

 

松の木は、枝の外側だけが青々としていても、内側が健康とは限りません。

木の中をのぞいたときに古葉がたまっている場合は、もみあげで整理する必要があります

 

ただし、古葉を取る作業もやりすぎには注意が必要。

葉を減らしすぎると、木が養分を作りにくくなります。

 

必要な葉を残しながら、古い葉を取り除くバランスが大切です。

この加減が難しいため、松の手入れは経験が必要とされます。

毎年の手入れを続けることで、内側や下枝の枯れ込みを防ぎやすくなりますよ。

 

松毛虫などの害虫被害を受けた

松の木が弱るのは、害虫被害も原因の一つです。

 

害虫としては、松毛虫などが代表的です。

害虫が発生すると、葉を食べられたり、枝が弱ったりすることがあります。

 

特に枝が混み合って風通しが悪い松の木だと、害虫が発生しても気付かない場合があります。

剪定やもみあげで枝の中をすっきりさせておくと、害虫の発見もしやすくなりますよ。

 

葉の色が悪い、枝先が急に枯れる、毛虫を見かけるといった場合は注意しましょう

害虫が広がっている場合、自分で対処するのが難しいこともあります。

薬剤の扱いや高所作業が必要になる場合は、無理をせず専門業者に相談してくださいね。

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こんな松の木は剪定業者に依頼したほうが安全

こんな松の木は剪定業者に依頼したほうが安全

松の木を剪定する際、自分で剪定する人もいると思いますが、業者に依頼するという手もあります。

特に、下のような場合には、剪定業者に依頼するのがオススメ

  • 脚立で届かない高さまで伸びている
  • 太枝が多く、ノコギリやチェーンソーが必要
  • 電線・屋根・隣家に近い
  • もみあげ・みどり摘みを自分で行うのが難しい
  • 剪定枝や古葉の処分が大変

 

脚立を使っても届かない高さまで伸びている松の木は注意が必要です。

高い位置の枝を切ったり、初心者がチェーンソーを扱うのは、思っているよりも危険です。

このような作業に慣れていないと、事故で大きなケガにつながることもありますよ。

 

松の木を剪定していると、枝を切った瞬間に、予想外の方向へ倒れたり落ちたりすることがあります。

自分で作業していて、電線などに枝が落ちてしまうと、感電や設備破損のリスクがあります

また、隣家の敷地へ枝が落ちて、近隣トラブルになる可能性もありますよ

 

さらに、松は美しい枝ぶりを崩さずに小さくするのが難しい木です。

みどり摘みやもみあげ、透かし剪定の経験がないと、自分一人で行うのはけっこう難しいです。

「どこを切ればよいか分からない」「葉がない枝を切ってよいか不安」「形を崩したくない」と感じるなら、無理に自分で切らないでくださいね。

 

ケガやトラブルが心配な場合や、自分で作業するのが不安な場合には、無理せず剪定業者に依頼するのが一番です。

また、自分で剪定できたとしても、その後に枝や葉の処理もけっこう面倒くさいポイント。

剪定から枝の回収まで対応してくれる業者に依頼すれば、一気に片付くのでかなり便利ですよ。

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松の木をバッサリ剪定しても大丈夫?最適な時期や枯らさないポイントまとめ

松の木をバッサリ剪定しても大丈夫?最適な時期や枯らさないポイントまとめ

この記事では、松の木をバッサリ剪定するのに最適な時期・剪定方法について解説させていただきました。

 

松の木は、他の庭木と同じ感覚でバッサリ剪定するのは危険です。

葉や芽がない古い枝まで切り込むと、新しい芽が出にくく、その枝が枯れてしまうことがあります。

そのため、松を小さくしたい場合は、一度で大きく形を変えるのではなく、葉を残しながら少しずつ整えていくようにしましょう。

 

松の木を剪定するのにオススメの時期は、10月~12月ごろです。

この時期は、古葉を取るもみあげや、混み合った枝を整理する透かし剪定に向いています。

 

また、4月~6月は、春に伸びるみどりを調整するみどり摘みの時期です。

一方で、7月~9月の暑い時期や、3月の芽が動き出す前後は、大きく切る剪定を避けた方が安心ですよ。

 

脚立で届かない高さの枝や、太い枝が多い老木、電線・屋根・隣家に近い松の木は、自分で作業すると危険です。

また、松の木の剪定は知識が必要なので、自分で分からないまま作業してしてしまうと失敗してしまいがち

この記事で紹介した内容について、自分で作業するには不安な方は、無理をせず剪定業者に相談するようにしてくださいね。

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